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オセアニア旅日記


T 旅立ち〜はじめてのウーフ


タニアとシャーメインの家を離れる2/25から、オタマテアという地でPCのデザインコースが開かれる3/5までは予定が埋まらないままにオセアニアに来ていました。それまでに「どうやって過ごしたらいい?」と周りに聞きまわった結果、それはそれでとても楽しい旅になりました。以下簡単にレポートします。

25〜27日はニュージーランドで初めて開かれた「エコショー」を見てきました。これが結構当たり!エコロジー、PC関連のブースやワークショップ、レクチャー、ツアーが詰まっていました。
まずオープニングが素敵でした。ゲート前に女性が集められ、その後に男性が続きます。すると会場の奥からパンツ一丁のマオリ族の男性が三名、槍を持ってこちらを威嚇しながら近づいてきました。一人ずつこちらの様子を見ながら地面に葉っぱを置いていきます。これは平和を象徴する葉だそうです。それを拾いながら入場者がゾロゾロ進んでいくと、大きなテントに誘導されました。そこでは大勢のマオリの子供たちが合唱しながら迎え入れてくれました。会場入りすると、今度は壇上の主催者らしき人々が順番に挨拶します。マオリ、サモア、トンガ、NZ。この人達が挨拶を終える度に現地語で歌を唄います。歌で迎え歌で返す。とても印象的でした。

さてイベントが終わって会場をウロウロ。一つずつの説明はとても無理なので割愛しますが、PC提唱者の一人、デビット・ホルムグレンや、レインボ−バレーファーム(RVF)のジョーのレクチャーなんかは参加者がまるでスターを見るような眼差しで見つめていました。
と、そこで日本人を発見。この時期までRVFでウーフしていた小林さん(穂高養生園)と、たかちゃん(PCCJキッチンスタッフ)でした。再会を喜び、情報を交換し合いました。
また、突然若者がインタビューしてきました。世界各国でどれくらいPCが展開されているのか調べているとかで、日本の事情を尋ねられました。適当に答えてお互いに名刺交換をしてビックリ!彼ももりさんだったのです。正確にはMorrison。思わず「ブラザー!」と叫び、抱き合いました。彼は南島のクライストチャーチに住み、今は学生ですが将来は自分が考えるエコビレッジのようなものを実現したいのだとか。会話は一気に盛り上がり、4月に私たちが南島に行った時には再会を果たしました。
また、「コー・ハウジング」と呼ぶエコビリッジの半日ツアーにも参加。ここは一見の価値あり!そこには日本人女性が暮らしていたのでとても助かりました。私たちの英語力では日常会話は何とかですが、それ以上になると脳が止まってしまいますので。
さてこの時期は陽子さんの親友の家に泊まったり、23年前に私の家にホームステイしにきた女性と感動の再会を果して彼女のお宅に泊まったりして楽しく過ごしました。

そして圧巻は3/2・3。同じく陽子さんの紹介でハヨというオランダ人のお宅に泊まったのですが。これがすごい。オークランドから車で一時間半ほどの、どど田舎。敷地は遠くに海をのぞみ母屋などが建つ15エーカー(1エーカー=約4000u)と、少し離れた湖畔の280エーカー!母屋以外にゲストハウス、ジャグジー、畑、果樹園、やぎ放牧地、牛放牧地、馬放牧地があります。こんな家を一人で奇麗にメンテしているハヨは28歳。11ヶ国語を話す彼はオークランド大学の語学指導研究所の所長であり(彼の紹介で何と私たちは英語のプライベートレッスンも受けたのです!)、他に会社を三つ持ち、ヨットも持つスーパーマンであります。日本食が大好きで、「ホテルオークラの寿司と懐石は美味かった。」と目を細める彼を見て、「誰がそんなところで飯を食うんじゃ!」と目を合わせる私たち。今回は彼らに日本食を提供し、その調理法、特にダシの取り方を伝授するというのが、宿泊代でした。だから楽勝。指導している時だけはこちらがえらそうにしていました。それにしても天ぷらを揚げている時に、「揚げる順番に意味があるのか?大きなネタを入れると油の温度が下がるからか?」と尋ねてくるところは、さすが周りの人が口を揃えて「彼は天才だ。将来のビル・ゲイツだ!」と言うだけあります。性格も良く、そんなハヨと知り合いになれたのはラッキー!